1960年代かそこらのものかと思われるバリトンサックス用セルマー ソロイストのDです。全体的に状態良くリフェイスはされていないようです。Jazz at Lincoln Center Orchestraのバリトンサックスを担当したJoe Temperleyが晩年に使用していたため、ミーハー心丸出しで入手しましたが自分の求めるものとのズレがあり試奏のみで使っていませんでした。オープニングが狭いため3〜4番のリードでしっかりと吹き込むと最高に音が響きます。(出音はしっとりで良かったのですが、この響きという部分が自分には合わなかったのです)抵抗感はやや強めで、しっかりと吹き込みたいプレイヤーの方にはいいかもしれません。C☆はたまに見ますがD以上のオープニングはそうそう見かけませんビッグバンド等のジャズでも大活躍間違いなしでしょう。国内市場ではまず出回らない激レア品なのでコレクションにも向いているかと思います。このまま手元に置いておくことも考えましたが、やっぱり使ってもらえた方が道具としてはいいのかなと思い出品します。